ラグビーワールドカップ2019(RWC2019)の試合開催を熊本へ
〈熊本県招致活動について〉

皆様ご存知の通り、2009年にラグビーワールドカップの日本開催が決定しましたが、翌年2010年に熊本県ラグビーフットボール協会は、 熊本県招致活動の方針を決定し活動を進めてまいりました。
現在、熊本県、熊本市、熊本県ラグビーフットボール協会等が一体となり、「ラグビーワールドカップ2019」の試合会場招致に向けた取組みを進めているところです。
現時点での開催の内容と、招致活動の概況を皆様にお知らせしておきたいと思います。




1.開催の内容
 ラグビーワールドカップは4年に一度、世界の強豪国20カ国が集まり、世界一を競い合う大会で1987年から開催されています。
第1回は1987年にニュージーランド・オーストラリアで併催され、初代王者となったのは、ラグビー王国ニュージーランド代表オールブラックスです。
以下、歴代開催国及び優勝国は下表のとおりです。

歴代開催国 優勝国
第1回 1987年ニュージーランド・オーストラリアニュージーランド
第2回 1991年英国(イングランド)オーストラリア
第3回 1995年南アフリカ南アフリカ
第4回 1999年英国(ウェールズ)オーストラリア
第5回 2003年オーストラリア英国(イングランド)
第6回 2007年フランス南アフリカ
第7回 2011年ニュージーランドニュージーランド
第8回 2015年英国(イングランド)開催
第9回 2019年日本開催


① 開催期間:2019年9月から10月
② 大会参加チーム数:20チーム
③ 試合会場は日本国内10~12会場が予定されています。


試合開催会場数および収容能力 

試合カテゴリー収容能力の目安
準決勝・決勝60,000人以上
準々決勝35,000人以上
開幕戦60,000人以上
3位決定戦60,000人以上
プール戦(カテゴリーA)40,000人以上
プール戦(カテゴリーB)20,000人以上
プール戦(カテゴリーC)15,000人以上


※プール戦の試合カテゴリー
過去の戦績をもとに強豪国から順に「第1層」「第2層」「第3層」に層別する。
現時点での第1層に属するのは以下の10協会です。


アイルランド    オーストラリア
アルゼンチン    スコットランド
イタリア      ニュージーランド
イングランド    フランス
ウェールズ     南アフリカ


カテゴリーA:第1層のチーム同士の対戦、日本の試合
カテゴリーB:第1層のチームとそれ以外のチームの対戦
カテゴリーC:第2層以下のチーム同士の対戦


③ 大会形式
出場20ヶ国が5ヶ国ごとの4組に分かれて予選プールを戦い、勝利が4点、引き分けが2点、敗戦が0点でありボーナスポイントとして4トライ以上で1点、7点差以内での敗戦で1点が与えられ合計ポイントの上位2チームが決勝トーナメントに進出する方式となっています。



2.これまでの活動

H20.9.14 県協会理事会においてラグビーワールドカップ(以下RWC)2019の招致活動方針の決定。
H24.9.29 熊本県議会9月定例会における知事答弁「チャンスがある限り、誘致の可能性を追求」
H25.5.27 RWC2019組織委員会記者会見にて試合開催都市選定に係るプロセスの発表
7.9 RWC2019日本開催キックオフ帝京大学・岩出監督講演会
(日専連ホール・すきたい熊本協議会)120名参加
8.24・25 RWC2019全国キャラバン第1回目を熊本で開催。アンバサダーの松田・増保・大畑氏が来場、ワークショップ30名参加
10.1 中心街アーケードに広報看板を掲示(すきたい熊本協議会)
10.13 RWC2019開催都市ガイドライン説明会
12.10 RWC2019組織委員会の熊本視察(うまかな・よかなスタジアム他)
H26.1.22 県・市・熊本県協会等による第1回招致連絡会議開催
2.8 RWC2019アンバサダー大畑大介氏トークショー開催・招致活動
(鶴屋サテライトスタジオ、上・下通り)150名参加
2.14 開催希望申請に係る募集要項の公表
3.18 第2回招致連絡会議開催
5.21 RWC2019組織委員会の熊本視察(うまかなよかなスタジアム他)
6.17 ラグビーワールドカップ2019熊本招致委員会の発足
7.20 市中心街を350人参加で「熊本にワールドカップを!」招致アピールのパレード実施
7.24 ラグビーフォーラム「RWCは何をもたらすか?」
講師:RWC2019組織委員会事業部長 伊達 亮氏」を実施
8.2 火の国祭り「おてもやん総踊り」で広報活動を実施


3.これからの動き

10.14~31 開催希望申請書の提出
11月 プレゼンテーション
H27年 1月 開催希望都市案の決定(組織委員会)
3月 開催都市の決定〔全国10から12会場予定(組織委員会)


今年の10月に開催希望申請書が組織委員会に提出され、来年3月に開催都市の決定・発表となります。
世界一のラグビーの試合をこの熊本で開催することを夢見て、熊本県協会はこれまで約5年間招致活動を続けてまいりましたが、 ノーサイドの笛が鳴るまで招致成功に向けてトライしてまいります。
皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

(H26.10.1更新)