マイチーム紹介
これが我がチーム No.5

 熊本県内には現在、幼稚園児が在籍するラグビースクールから80歳代までプレイしている惑チームまでおよそ50チームほどラグビーチームが存在しています。
 ふだん、なかなかアピールする機会がありませんので自分たちのチーム紹介コーナーを設けました。5回目の今回は熊本高校、帯山中学校の2チームです。
 なお、次回ぜひ載せてほしいというチームがありましたら、遠慮なくお申し出ください。

熊本高校ラグビー部

監督 原田 大賢


 熊本高校ラグビー部は昭和21年(1946年)に発足し、現在創部66年を迎える、非常に伝統あるチームです。その歴史に新たな1ページを刻むことができるよう、日々練習に励んでいます。年間行事とあわせてチームを紹介していきます。
<4月>
◆県会長杯
<5月>
◆GW合宿
今年度は熊本で合宿をおこないましたが、以前は大分や長崎、宮崎等に出向き、合同練習や試合を実施 してきました。

◆新入生歓迎会及び総体激励会
保護者会の主催で毎年開催していただいています。最近は保護者がビデオ撮影した試合や合宿の様子を 見ながら食事することもあります。
<6月>
◆高校総体
<7月>
◆市内大会
平成28年(2016年)には7人制ラグビーがオリンピックの正式種目となることもあり、7人制で 試合がおこなわれます。

◆強化練習(朝練)
基本的に朝6:00からおこないます。恒例のランパスで体力だけでなく精神力を鍛えます。少しずつ 種目数、本数を増やし強度を上げていきます。
<8月>
◆強化練習(朝練)

◆夏合宿
最近は波野でおこなうことが多いです。県内のチームが集まり合同練習・試合をおこないます。大分等 で実施することもあります。
<9月>
◆1年生大会
2日間にわたって開催されます。平成18年には、初日のパート戦で八代工業高校に22-5、済々黌 高校に12-0で勝利し翌日の決勝トーナメントに進出。決勝トーナメントでは熊本西高校と7-7で 引き分けたものの抽選勝ちし、決勝戦で荒尾高校に15-0で勝利し優勝しました。
<10月~11月>
◆全国大会県予選
これまでに、平成元年(1989年)・4年(1992年)・5年(1993年)・9年(1997年)と 4回の全国大会出場を果たしています。

【平成元年(1989年)】
1回戦13-4宮城水産(宮城県代表)
2回戦9-12黒沢尻工業(岩手県代表)

【平成4年(1992年)】
1回戦10-8作新学院(栃木県代表)
2回戦3-8啓光学園(大阪府第一代表)

【平成5年(1993年)】
1回戦25-3羽咋工業(石川県代表)
2回戦12-23大分舞鶴(大分県代表)

【平成9年(1997年)】
1回戦17-36東海第一(静岡県代表)

最近は全国大会出場からも遠ざかっていますが、ぜひ近いうちに予選を突破し、過去に達成できなかっ た3回戦進出を果たしたいと考えています。

<12月>
◆部誌『げんこつ魂』発刊
昭和60年(1985年)頃に4号まで発刊されていた部誌『げんこつ魂』。OB・OGの熱い思いによ り平成18年(2006年)から復刊しました。1年間の戦績や部員のコメント、日本全国で活躍する OB・OGからの寄稿により構成されています。

<1月~2月>
◆熊本高校・済々黌高校定期戦
毎年交互に当番となり、1月3日に定期戦をおこないます。昭和31年(1956年)から始まったこ の定期戦は、どちらかが全国大会に出場した際には中止となりますが、平成23年(2011年)には 第50回記念大会を迎えました。現役・OB・超OB(35歳以上)の3つのカテゴリーに分かれて試 合をおこない、大いに盛り上がります。

◆RKKカップ兼新人戦


<3月>
◆お別れ試合
卒業生主体のチームと現役生チームとが試合をおこないます。体力の衰えはあるものの、技術に勝る卒 業生が勝つこともあります。

◆卒業生を送る会
5月の会同様、保護者会の主催でおこなっていただきます。卒業生には、在校生からだけではなくOB 会からも記念品が贈呈されます。

試合の様子
※写真をクリックすると大きい画像が表示されます。

合宿の様子


 
帯山中学校ラグビー部

監督 澤田 伸一


 帯山中ラグビー部は、今年で創部17年目を迎えます。平成8年に、当時、帯山中の体育教師であった下城六秀先生(現田迎小教頭)が、生徒たちにラグビーの楽しさを教えたいということでラグビー部を立ち上げられました。それまでの数年間は、同好会としての活動をされており、様々な部活動に所属している生徒たちを集めて、中学生のラグビー大会に出場されたこともあったようです。同好会時代から創部当時まで、活動時間は朝の練習(約30分間)のみ、放課後の活動はグラウンドを他の部が使うため、ラグビー部は使えなかったようです。平成9年、中嶋啓行先生が部長となられ、元気のいいラグビー部員たちを情熱的な指導でまとめられ、ラグビー部の活動を熱心に支えてくださいました。この年は、ラグビーの技術指導ができる指導者が学校内にいなかったこともあり、中学1年生の新入部員の募集はありませんでした。また、堤さん(津々美スポーツ)がコーチとして指導してくださっていました。

 平成10年に東 浩二先生(現熊本市教育委員会指導主事)が赴任され、1、2年生を同時に募集し、1年~3年生がそろいました。平成10年の熊本市中体連では1回戦敗退。しかし11年は準優勝、12年には初優勝を飾りました。平成14年には神元雅三先生(現東部中)が赴任され、平成16年まで東・神元体制で、九州大会Bパート優勝、Aパート準優勝など輝かしい成績を残してきました。その後、平成20年度まで神元先生が指導され、熊本市中体連9連覇、熊本県中体連6連覇を達成しました。平成18年には九州大会Aパート優勝、19年はAパート準優勝も果たしています。

 平成21年度から澤田が赴任し、鳥井乃梨子先生(現桜木中)、山田諒一先生とともに指導にあたっています。平成21年度は、熊本市中体連を託麻中、熊本県中体連を玉名中に奪われたものの、九州大会Bパートで優勝を果たしました。平成22年からは、熊本市、熊本県ともに中体連3連覇中です。しかし、九州大会では2年連続の3位に終わり、全国大会への出場権を逃しています。なんとか先輩方の栄光に追いつけるよう、毎日狭いグラウンドで汗を流しています。

 創部当初、17人でスタートした帯中ラグビー部も、60人を超える人数で活動したこともありました。平成24年度は17期生~19期生の35人が活動しています。帯中ラグビー部の強みは、多くの先輩がよく練習に来てくれることです。それぞれの経験をもとに的確に生徒たちにアドバイスしてくれます。また、そんな先輩ラガーの姿は生徒の目標にもなっています。もう一つ、帯中ラグビー部の強みがあります。それは保護者の協力体制です。ご多用な中にもかかわらず、送迎をはじめいろいろな面で本当によくサポートしてくださいます。そして、こちらも保護者OBがよくグランドに来て応援してくださいます。生徒たちがラグビーを精一杯楽しめるのも、私たちが一生懸命に指導できるのも、多くの方々の支えによるものです。心から感謝しております。

 現在の帯山中のラグビースタイルは、展開ラグビーです。早い球出しでテンポのよい展開ラグビーを目指しています。また、低く鋭いタックルは帯中ラグビーの伝統です。攻撃的なタックルでターンオーバーできるような、アグレッシブで魅力的なラグビーを見せたいと思いますので、どうぞグラウンドに足を運んで、帯中ラグビー部を応援して下さい。
【九州大会での成績】
平成15年 Bパート優勝
平成16年 Aパート準優勝
平成17年 Aパート3位
平成18年 Aパート優勝
平成19年 Aパート準優勝
平成20年 Aパート3位
平成21年 Bパート優勝
平成22年 Aパート1回戦敗退
平成23年 Aパート3位
平成24年 Aパート3位




平成24年 熊本県中体連大会 優勝
※写真をクリックすると大きい画像が表示されます。


(H24.10.1更新)