楽苦美コラム:ウォーターブレイクNo.8 Samurai Twitters Vol.8 「ラグビー進化論?」
サムライヒロ イギリスの科学者ダーウィンが「種の起源」を世に出して150年以上になります。彼は、その著書の中で「生物は常に環境に適応するように変化し、種が分岐して多様な種が生じる。」と述べています。 フットボールから生じたラグビーにも多様な「種」が生じました。 少人数でも試合ができる7人制ラグビー、密集プレーをなくしてスピーディさを追求したリーグラグビー、タックルのないタッチラグビーやタグラグビー、1回くらいは前に投げてもいいんではと考えた?アメリカンフットボール、それ以外にもオージーボール、ゲーリックボールなどがあります。 15人制のラグビーもイギリスのパブリックスクールのクラスマッチや学校同士の対抗戦から国や地域対抗のワールドカップへと環境が変化しました。 それに伴い、自分がプレーする娯楽から見て楽しいエンターティメントとしてのスポーツへと変化しています。 環境に適用し変化する種の陰には、適応できず絶滅する種が存在するのも事実です。遠い将来、ラグビーという種が消えてなくならないためには、環境に対して常に適応し変化し、新しい「種」を生み続ける必要があるのかもしれません。 逆に考えると、これだけ変化したスポーツを生み出すラグビーは、変化し続け生き残る種なのでしょうね。 写真は、オーストラリアで行われているオージーボールの試合前の風景です。20年以上前に撮影したので画質が荒くなっています。 |