◇「第2回高校7人制全国大会県予選」優勝は荒尾・岱志高校!!

 今年7月に開催されます「第2回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会」熊本県予選が運動公園スポーツ広場で6月6日(土)7日(日)実施されました。
 ご存知のように2016年のリオデジャネイロオリンピックからラグビー7人制競技が男女正式種目として採用されますが、その強化のため新しく全国大会が創設されたもので、2回目もラグビー夏合宿のメッカ・長野県上田市菅平で開催されます。
 今回は12チームが参加し全国大会出場を目指して熱戦が繰り広げられました。
 トーナメント方式の初日に8試合が行われその結果、荒尾・岱志、専大玉名、熊本西、九州学院の4校が2日目の準決勝に進みました。

 2日目、準決勝第1試合は荒尾・岱志VS専大玉名の組み合わせで行われました。
 前半4分荒尾はスクラムから展開、バックスのサインプレーでトライし先制、6分にもトライを決めて12-0で前半終了。後半2分荒尾は相手ボールをパスカットしてトライ、対する専大玉名は5分、自陣から相手ディフェンスの隙を突きトライしますが反撃もここまで。荒尾は6分にもトライを決め24-7で荒尾が決勝に進みました。

 準決勝第2試合は熊本西VS昨年優勝の九州学院の組合せ。
 前半1分西高はゴール前のラックからこぼれたボールを拾い上げて先制のトライ。3分にもトライを決めて14-0で前半終了。後半1分西高は自陣からキック、バウンドしたボールを足でコントロールしてトライ。3分九学はPKからバックスに展開、空いたスペースを突きトライを決めます。5分にも九学はトライを決めますが6分に西高が追加のトライを決めて28-14で西高が高校総体準決勝敗退の雪辱を晴らし決勝に進みました。

 決勝戦は昨年準優勝の荒尾・岱志 対 初の決勝進出の熊本西の対戦となりました。
 荒尾はキックオフのボールをタップパス、右へ展開し開始1分、ノーホイッスルトライで先制、3分にも荒尾はラックからこぼれたボールに素早く反応してトライを決めます。対する西高は5分、敵陣に入ってラックからすばやく左へ展開して人数に優位になりトライ。前半は14-7、荒尾リードで折り返します。
 後半2分、荒尾は中央付近スクラムから左に展開してトライ、4分にも相手ボールスクラムを押し込んで前進、右に展開してトライしリード広げます。6分西高はラックから展開されたボールを相手バックスラインの裏へキックしてトライに繋げますが残り時間がなく反撃もここまで。26(4T3G)-14(2T2G)で荒尾・岱志の初優勝となりました。
 これで、荒尾・岱志は春の選抜大会出場に続き、今年2度目の全国大会出場達成。初めての7人制全国大会出場になりますが荒尾・岱志高校には熊本県代表として思い切りのよいプレイをしてほしいものです。健闘を祈ります。


試合結果はこちら

[高校7人制全国大会県予選・6/7準決勝・決勝戦グラフィティ]
準決勝「荒尾VS専大玉名①」
準決勝「荒尾VS専大玉名②」
準決勝「九学VS熊西①」
準決勝「九学VS熊西②」
決勝戦「荒尾VS熊西①荒尾・山下が先制トライ」
決勝戦「荒尾VS熊西②」
「勝利直後の荒尾・岱志チーム」
「1位表彰の荒尾・岱志」
「惜しくも準優勝の熊本西高校」



(H27.6.8更新)