11月12日(日)、熊本市水前寺競技場で「第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会県予選」の準決勝戦２試合が実施され九州学院が熊本に94-3で、熊本工業が熊本西に33-17で勝利し決勝戦へ進みました。

決勝戦は11月19日(日)13:00から水前寺陸上競技場にて行われます。7年振りの優勝を目指す九州学院と、2連覇を狙熊本工業との対戦となります。

尚、決勝戦はRKKテレビで11月19日(日)深夜12:50～から録画放送されます。

また、熱戦の模様はYoutubeのRKKオフィシャルチャンネルにてLIVE配信されます。

配信後のアーカイブ・VOD配信は行われません。

 

【準決勝戦　第1試合　九州学院－熊本】

　九学のキックオフでゲームスタート。試合開始早々1分、九学は熊本陣内でターンオーバーからバックスへ展開、ラックから左へ回して最後は⑪豊田が左隅にトライ。コンバージョンゴールは決まらず5－0。対する熊本は4分にゴール正面のPKからショットを選択しこれを⑨岸が落ち着いて決めて3－5。6分に九学は熊本ゴール前のラックから展開して⑫吉田が大きくゲイン、素早く球出しし⑭森へ飛ばしパス、そのままインゴールまで走り切りトライ、ゴールは決まらず10－3とする。さらに九学は10分、ハーフウェイライン付近のラインアウトから展開、⑮溝口が鋭く切れ込み中央へトライ、ゴールも成功し17－3となる。九学は15分と19分にも⑤山崎がラックサイドに走り込みインゴールへ飛び込みトライを決めて29－3とリードを広げる。九学は27分にはフォワードがモールを10ｍほど押し込んで最後は②上野がトライし34－３、31分にも相手キックをキャッチした⑬一門がライン際を走り抜けてそのままトライを決めて39－3として前半終了。

　九学は後半2分、自陣から細かくパスをつないで最後は⑬一門がインゴール中央へ回り込んでトライ、ゴール成功で46－3。さらに5分、PKから展開しゴール前のラックから⑥下林がインゴールへ飛び込みトライ、ゴールは決まらず51－3。さらに9分にはキックしたボールをターンオーバーし⑨山口がトライを決めて58－3。この後も⑫吉田、⑥下林、②上野、⑭森のトライなどで6本のトライを追加して、前後半合計16本のトライの猛攻で94－3とし決勝戦へ進出した。

 

【準決勝戦　第2試合　熊本工業－熊本西】

　熊工のキックオフでゲームスタート。熊西は6分にゴール正面40mほどのペナルティキックを狙うが惜しくも外れて得点ならず。しかし7分、熊西はハイパントをキャッチした熊工に鋭い出足で好タックルを決め、反則を誘いPKから素早く仕掛けて②福田がインゴールに飛び込みトライ、⑮林のコンバージョンゴールも決まり7－0と先制。16分、熊工はPKからタッチに蹴りだしゴール前５ｍのラインアウトからモールを押し込み②枦木がトライ、⑩中村のコンバージョンゴール成功で7－7の同点とする。さらに熊工は21分、フリーキックから素早く仕掛けてゴール前のラックから③迫田がゴールポスト真横に押し込んでトライ、ゴール成功で14－7と逆転。勢いに乗る熊工は25分、自陣から相手キックをキャッチした⑩中村がステップを切って大きくゲイン、ゴール前で③迫田にパスが渡りトライ、ゴール成功で21－7とする。対する熊西は27分に熊工ゴール前で相手キックを⑥田中が好チャージ、そのままボールを拾ってインゴールへ飛び込みトライ、ゴールは決まらず12－21となる。さらに熊西は33分、自陣から⑪東がビッグゲイン、さらにボールをつなぎ熊工ゴール前まで迫りPKを得て、フォワードがラックサイドを突いて最後は⑥田中がインゴールに飛び込みトライ、ゴールは決まらず17－21と点差を4点差に縮めて前半が終了。

　後半8分、熊工はラインアウトから⑥出良が大きくゲイン、ゴール前のラックから①山下がトライを決めてゴール成功で28－17と再びリードを広げる。その後は熊西が熊工ゴール前で再三ゲームを優位に進めるが、熊工の出足鋭いディフェンスにインゴールが割れず時間が経過。我慢の時間が続いた熊工は29分に敵陣深く攻め込みゴール前のラックから左サイドを突いて①山下がダメ押しのトライで33－17としノーサイド、決勝戦へ進出した。